では、先日お知らせしたとおり防災訓練の様子をお伝えしますね
あまりにも沢山撮ってしまったので選別に時間がかかってしまいました。。。。
今回の訓練の想定は、列車火災が発生し、トンネル内で走行不能になってしまった。
という想定で消防署との合同訓練となっています。
2両編成の前の電車で火災が発生、しかも消火不能となり、
お客様と運転士は2両目に一旦避難し、さらに避難ハシゴを組み立て車外へ避難します。
煙が入ってこないよう1両目と2両目の間は閉鎖します。
そして避難ハシゴを組み立て車外へ避難する準備をします。
ほくほく線はワンマンなので、お客様への避難誘導は当然ですし、
ケガ人の有無、そしてこのハシゴの組み立ても全て1人でやります。
トンネル内を歩いて避難します。
画像だと明るく見えますがトンネル内は暗くて足元はよく見えません。
トンネルの外への避難が完了した頃、トンネルの外には消防隊が到着し、
消防隊は煙の充満するトンネル内へ消火、重症者の救助活動へと移ります。
※発煙装置を使い実際に煙を発生させています。
身動きのとれない重症者は担架で車外へ運び出し、
そこからは作業用のトロに載せて搬送します。
トンネルの外へ出たところで訓練は一旦終了。
消防隊指揮所のパネルはこんな感じでした。
万が一のことがあってはなりませんが、万が一に備えることも大事ですし、
「想定外だった」の一言では済まされません。
一層気を引き締めていきたいと思います。