きょうは分岐器注油の様子を簡単にですがお届けします。
分岐器はレールの向きを換え列車の進行方向を変えるための設備で、
ポイントと言ったほうが解りやすいでしょうか?
日中はもちろん列車が走っていますので、
列車の来ない時間に作業を行うこととなります。
列車が来ないからと言って、勝手に線路内に立ち入ることはできないので、
指令所と打ち合わせをして、列車が来ないことを確認し、
さらに作業中は列車が進入してこないように手配をします。
今回は十日町駅構内の作業なので、
十日町駅構内の信号機は全て赤信号に固定してしまいます。
と、いうことで十日町駅構内には列車が入ってこないようにしたので、
線路内に入り作業に入ります。
昨日の雨も上がり爽やかな陽気と言いたいですが、
ヘルメットだと結構暑いんですよ
こんな感じで床板(しょうばん)に分岐器専用の油(グリス)を塗っていきます。
こうして滑りを良くしておくことにより滑らかにポイントが転換されます。
油を塗った後は転換試験をして異常がないことを確認し、
指令所には作業終了の報告をし再び十日町駅に列車が入ってこれるよう、
信号機を通常に戻し、全作業が終了となります。
今回は分岐器注油の様子を紹介してみました。
すごく地味な仕事かもしれませんけど、
列車の運行には欠かせない重要な仕事です