天気も良く暖かくなってきたので、ほくほく線の編成のお話しをちょっとしてみようと思います
twitter等で最近ちょっと話題になってるみたいで、
一般車とゆめぞら車の変態編成だなんて言われているようですが、
たぶん、いままで話題にならなかっただけで、そんなにレアという程でもないんです。
電車も検査や修繕がありますので、そういった日程の都合上編成が崩れることはよくあります。
ただ、H-101・102号車はみなさんご存じのとおり片運転台なので、
1両では営業運転には使えません
1~2日程度であれば編成を変えることなくそのまま2両とも運用から外して検査をすることもあります。
では、今回なんでそんな編成になっているかと言いますと、H-101号車が先月から全般検査に入っているからなんですね。
(全般検査:クルマでいう車検みたいなものです)
ちなみに全般検査は約1か月かかりますので、
1か月もの間2両とも運用から外すわけにもいかないので、こういった編成を組んでいます。
と、いうわけできょうの編成はこうなっています。
同じ赤いラインの電車ですが、ミラーが見えますね
右側がH-102号車です。
さて、皆さまお待たせしました
ここからはかなりマイナーなお話になりますよ
赤い矢印で示したゴムと車体から飛び出した鉄の部分があります。
実はH-101・102号車導入当初は(平成15年4月)赤い四角で示した部分までありましたが、
ある理由により30cmくらい切り取っています。
その理由はミラーなんです。
今回のように違う車両と編成を組んだ際、車庫に戻ってくる度にミラーが壊れている状態が続き、
色々調べてみると、カーブでミラーが干渉し壊れてしまうことが判明して、
導入してすぐの5月か6月頃に赤い四角の部分が切り取られました。
ほんの2~3か月だけその部分は確かに存在しました。
当時の画像が見つかったのでちょっと拡大してみます
解りにくいですけど、窓に対して半分くらい(6割くらい?)あるのがなんとなく解りますか
社員でもその事を知ってる人は少ないはずなので一般の方でこれを知っていたら、
かなりの上級者であるのは間違いありません