HK100-5号車 全般検査実施(第4週目)

第4週目は、メーカーや整備会社から整備が済んだ部品の搬入、取り付け調整、一部制御装置の機能試験を行いました。

 

●17~18日目 6/16(月)~6/17(火)

メーカー整備会社から返却、整備

モーター、冷房装置等の大型機器が整備されて返却されました。

パンタグラフは、整備会社で整備されて返却後、架線と接触する部分を車庫内で取り付け、最終調整します。

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連結器取り付け                                                                    

VVVF制御装置(モーターの回転する力をコントロールする装置)等の一部機能試験は、他の作業と重ならないように先行して仮電源を使用し、確認試験を行います。

連結器等の重量品はクレーンや専用工具を使用し、2~3人がかりで取り付け、固定をします。脱落防止の為、専用の割ピンを使用します。

汽笛(ラッパ)も取り付けされました。機能試験(吹鳴)は、第5週に実施します。

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整備されて戻ってきた部品を見ると、前回の車輪もそうでしたが、大きさに驚かされますね。普段あまり意識をして見ない部分ですが、ちょっと気にしてみるとパンタグラフであったり、連結器も想像以上に大きなものだと気づかされます。整備が終わり多くの部品が戻ってきました。少しずつ元の車両の形へ、キレイな姿になって組み直されていきます。第5週もまだ作業は続きます。また後日報告させていただきます。